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最強のユニット論
第4回 格付けを行ってみる

 一にも、二にも技術が基本であるのに、それによって作り出された品質の基準が極めて曖昧なのがクリーニングである。全国的に統一した基準を作ることなど、おそらく不可能ではないだろうか。

 そこで自分なりに、これまでの経験や勘、他店との比較検討、顧客の声などを参考に、洗いと仕上の基準を作り、さらに総合的な格付けを行ってみたらどうだろうか。
 その際、特に考慮する点をあげるとすれば、次のような事項がある。

  • 平常の時間と手順で無理なく、無駄なく、作り出せる品質であること
  • 繁忙期でも、閑散期でも、入荷点数の多寡に関係なく、年間を通じて、ほぼ同じような品質を作り出せること
  • 現場の大部分の人が、その品質基準を理解し、これを作り出すための作業を熟知してもらうこと
  • 日頃の固定客の中から、特に親しい顧客を選び、モニタを依頼して、お客としての要望、意見などを寄せてもらうこと
  • 標準品質を作り出すために必要なライフライン(電気、蒸気、エアなど)や各種資材の供給もゆるがせにしないこと

 ところで、可能な限り綿密な計画のもとに作業を遂行しても、なおかつ発生するのが事故であり、紛失である。これでは品質だ、格付けだといってはいられない。数年来、いや数十年来、増え続けているクリーニングの事故件数を、一体どう理解すればいいのだろうか。事故品を絶対にお店から出さない…これが実現できないようでは、業界の前途は多難といわざるをえないのではないかと思う。

 ユニット・ショップでは、マスプロダクションはやらない。決められた人員が、決められた時間内に、一定の品質で、決められた点数を処理するという基本は崩さない。
 したがって、ひとつのユニット・ショップでの、処理点数は時間の延長による違い以外では、変動が少ない。それは一点一点の品物の管理がやりやすいから、品質の維持や事故防止も、それなりに容易であるともいえるのである。


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最強のユニット論
2000年11月から2003年6月まで、クリーニングオンラインで連載した河本実氏の『最強のユニット論』。日本のユニットショップ(パッケージプラント)の第一人者である河本氏が、ユニットショップのあるべき方向性を示し、計26回にわたる連載は大きな反響を呼びました。

このコーナーでは『最強のユニット論』第1回から26回までを項目別に再編集してお届けします。ユニットショップ(パッケージプラント)のための情報、提案、アドバイスを御社の経営、営業にお役立てください。

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