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最強のユニット論
第14回 ユニット仕上げ〜作業の流れ

 ユニット仕上げの標準的な機械の組み合わせについては先に説明したが、ここではその配置や作業の流し方をみてみたい。

■パンツユニット
 パンツ(ズボン)類の仕上げ

 洗って乾燥が終わったパンツは、その前部を上にして整理台に重ねて置き、次に一点一点を素早くチェック(点検)しなければならない。
 全体の汚れが落ちているか、シミはないか、破れや損傷はないか、ボタンは大丈夫か、ファスナーの開閉はスムーズかどうか等々、決められたチェックを行いながら、パンツを移動用のウマ型台車に移して待機。パンツの仕上り状況を勘案しながら、適当なタイミングにパンツトッパーの側に運び込む。このとき、どこに台車を置けば作業が一番しやすいかまで考慮してほしい。
 作業者は一点づつ取って、パンツトッパーにセットし腰の部分を仕上げる(その際、腰部のシワの状態によってはプレスチーム処理が必要)。

 次に股下をプレスするのだが、パンツトッパーとレガープレスは通常、それぞれの仕上げの時間を計算して、連続的に作業ができるようにタイマーをセットしてあるため、作業者は常に一定の手順とスピードで作業をこなしていけばよいことになっている。従って時間当りの仕上げ点数も、ほぼ決まっているわけである。
 国内ではほとんど見かけないが、アメリカではパンツユニットに、さらにもう1台便利な機械をセットすることが多い。それはシングルパフアイロンで、トッパーやプレスでは仕上げにくい部分、例えばパンツの股下や腰部の仕上げに使用する。

 機械の配置で注意したいのは、仕上げる品物のIN(ユニットへの送り込み)とOUT(次の工程への送り出し)の問題で、広く仕上げラインの全体を考えながら決定しなければならない。

■コートユニット
 背広上着、コート(含レインコート)類、ブレザー、
 ベスト、スポーツシャツ等

■シルクユニット
 スカート、ワンピース、ブラウス、セーター類

 ドライ機から取り出したパンツ以外の品物は、直ちにハンガーに掛ける。このとき、紳士物と婦人物は別々にまとめておく。使用するハンガーは、普通のワイヤーハンガーではなく、品物の前部、背部が確認できるよう、自由に回るものがよい。洗い上がりのチェック(点検)がしやすくなる。
 全部掛け終わったら、決められた手法に従って、一点一点を入念に点検して待機させる。点検はパンツと同様、きれいに洗われているか、シミはないか、損傷はないか、ボタンやホック類に異常はないか等々。
 コートユニット・シルクユニットへの送り込み位置は、人体プレスの側になるだろう。

●コート等(主として紳士用衣類)の仕上げ

 人体プレスの正しい使い方をもう一度、徹底的に勉強すること。メーカーが最初にセッティングしたままの状態で、何年間も使いっぱなしになっていないだろうか。正常な状態で稼動しているだろうか。
 まず人体プレスを使って整形し、シルエットを決める。続いて万能プレスで左右の前身頃、襟、肩の整形、後身頃のプレスを行う。さらに細かい部分をアイロンで手仕上げ。

●婦人用衣類の仕上げ

 人体プレス(特に婦人用に適した機種もある)で衣類を整形し、シルエットをつくり、プレストアイロンで押さえ、さらにフリル、ギャザー等の細かい部分をパフアイロンで仕上げる。
 セーター類はプレス上でスチームを蒸しながらブラッシング整形する。

 それぞれのユニットで仕上げられた衣類は、すぐ側にあるスリックレールかスクリューコンベアを使い、乾燥しながら仕上げの点検場所へ移送する。


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最強のユニット論
2000年11月から2003年6月まで、クリーニングオンラインで連載した河本実氏の『最強のユニット論』。日本のユニットショップ(パッケージプラント)の第一人者である河本氏が、ユニットショップのあるべき方向性を示し、計26回にわたる連載は大きな反響を呼びました。

このコーナーでは『最強のユニット論』第1回から26回までを項目別に再編集してお届けします。ユニットショップ(パッケージプラント)のための情報、提案、アドバイスを御社の経営、営業にお役立てください。

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